【ラジオ出演】FMラジオ「福祉のはてな?」に出演しました
「迷惑かけない?」と悩む前に。
6月25日(木)、FMラジオ『ふくしのはてな?』のマンスリーゲストとして、社会保険労務士の山下が【介護休業の上手な伝え方と、頼れる相談窓口について】について出演しました。
介護休業の制度について理解できても、「実際に使うとなると、職場に迷惑をかけてしまうのでは」という不安を感じる方は少なくありません。
たしかに、企業側にも「急に人手が減ったらどうしよう」という戸惑いはあります。しかし、介護休業は法律で認められた権利です。休業を理由に解雇したり、不当な扱いをしたりすることは法律で明確に禁止されています。
とはいえ、「権利だから当然」というスタンスだけでは、職場の人間関係がギクシャクしてしまうこともあります。大切なのは、周りへの配慮と伝え方です。
6/25(木)【第65回】☆【仕事と介護の両立支援制度について④】 | エフエム鹿児島 ミューエフエム
「まだ介護は関係ないかな」という方も、「今まさに悩んでいる」という方も、いざという時の「お守り」としてぜひ知っておいていただきたい内容です。
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職場への伝え方、4つのポイント
① できるだけ早めに相談・共有する
ギリギリになってからではなく、「もしかしたら親のことで、少しお休みをもらうかもしれない」と早い段階で伝えておくだけで、周りも仕事の段取りをしやすくなります。
② いつからいつまでか、見通しを伝える
介護は状況が変わりやすいですが、現時点で分かっている範囲で伝えることが大切です。同僚が「ここまではカバーすればいいんだな」と見通しを持てると、不安が和らぎます。
③ 引き継ぎの工夫と、感謝の言葉を忘れずに
自分の仕事をカバーしてくれる同僚への「ありがとう」を、きちんと言葉にして伝えましょう。「困ったときはお互い様」という気持ちが伝わることで、職場全体の雰囲気が変わります。
④ 会社側は、カバーした社員をしっかり評価する仕組みを
現場の善意だけに頼るのではなく、介護休業中のカバーに入った社員を評価し、手当などで還元する仕組みを整えておくことが重要です。「休む人も気兼ねなく休め、カバーする人も納得して応援できる」、真の意味でのお互い様な職場はこうして作られます。
一人で抱え込まないために。頼れる3つの窓口
介護は突然始まることも多く、何から手をつければいいか分からなくなることもあります。そんなときは、以下の窓口に早めに相談することをおすすめします。
① 地域包括支援センター
介護に関する総合的な相談窓口。地域の介護サービスや手続きについて案内してもらえます。
② 会社の人事部門・両立支援コーディネーター
職場での制度利用や、仕事と介護の両立についてサポートしてくれます。
③ 社会保険労務士
働くルールとお金の専門家として、介護休業給付金の手続きや、企業の制度整備まで幅広く対応します。
おわりに
介護も仕事も、一人で背負う必要はありません。「困ったときはお互い様」と言える職場・社会に向けて、まずは身近な専門家に声をかけてみてください。
